ステージデザインルールのワークショップに参加しました。
IDPAってどんな競技か説明する時に「上着めくってダンボールの的を撃つ」と言っています。
じゃあ、上着めくってダンボールの的を撃てばIDPAなのかというとそうじゃなくて、「IDPAっぽさ」を出すにはステージデザインも大切とということを知りました。
ステージデザインにルールがある
IDPAのステージには2種類があって
・スタンダードステージ・・・技術を計測するためのステージ
・シナリオステージ・・・実際に起こりうるシチュエーションを模したステージ
今回はシナリオステージのステージデザインについてのワークショップでした。
競技なのでターゲットについてルールが定められています。
・射撃位置からターゲットへの距離
・IDPAターゲットと鉄板の割合
・1ステージで発射できる弾数
などなど。
私は全部理解できていないので「こんなやつやりたい」と手書きのものをチャカさんに整えてもらっていました。
今までの参加者も同じような感じでアイデアをだされていました。
ステージデザインのルールにしたがって考えてみよう
今日は皆でステージデザインのルールにしたがって考える練習をしてみました。
チャカさんお手製IDPAミニチュアターゲットセット登場。
厨房でバッドガイが出てきたので、というタクティコーなシチュエーションのコースを作ってみたいというアイデアがだされたので、皆で考えてみました。
実際の厨房のイメージして的を配置するだけではなくて、
・狭い
・作業台がある
なんていう厨房ならではのシチュエーションをうまく取り入れて、IDPAのコースにする。しかもおもしろくする。
これがまあ本当に大変でした。
シューター目線だとこんなふうに見えるよね、と見え方を確認したり。
いろんなアイデアが出てとても楽しかったです。
いつか御堂筋のIDPAマッチにこんなステージが登場するかも
IDPAステージデザインをするときの考え方
正直なところステージデザイン考えるって言っても何からどう考えていいのかわからないんですね。あまりタクティコーなシチュエーションも思い浮かびませんし。
なので、チャカさんに「ゼロから考えるときどんなふうに考えていけばいいのか」聞いてみました。
すると「まずシューターに何をさせたいか、だね」と。
シューターを前後に動かしたいか、左右に動かしたいかどうする?
リロードのタイミングも計算しなきゃならないよね。
この配置だと攻め方が決まってしまうからIDPAとしてつまらないんじゃない?
みんなであーでもないこーでもないと話しながらミニチュアを動かしました。
IDPAのおもしろさのひとつは自由なところ
今まで経験したステージでおもしろかったのがいろんな撃ち方ができるコースでした。
おっと!そこでそうするのか!と思うやつ。
コースって「こんなふうに撃って、リロードはここで」とかなんとなく決めて挑むのですが、自由性の高いコースだとそれが狂うことがあるんです。
自分の前のシューターが自分が撃とうと思っていたのと違う動きをしたのを見て、混乱して予定と違うことをしてしまう。
結果、グダグダになったりする。
そういうステージっておもしろいんです。グダグダになったら最高にくやしいですけど。
そんなコース作るのすごく大変だなーと実感。
IDPAっぽさについてちょっと理解できた気がします。