マルゼンAPS-3の調整できるところ全部さわってみた

APS

わたしが生まれて初めてさわったエアガンはAPS-3。それまでエアガンをさわったこともないし「よくわからない機械」のようなもの。みなさんいろいろとカスタムをして楽しまれていますが、わたしにはその良さを理解する能力がないので、ノーマルの状態で使っています。

エアガンのことは全然詳しくないというか、全くわからないのでAPS-3のメンテナンスは師匠であるchakaさんにお任せしています。

マルゼンのAPS-3は、新品を箱から出してそのまま撃っても命中精度が高いエアソフトガン。そう教えてもらったのでそれでいいかなーと思っています。

と言っても完全に箱から出した状態で使っているわけではありません。調整できる場所は全て調整して(もらって)いてるので、その調整できる場所を紹介したいと思います。

マルゼンAPS-3の調整できる場所

APS-3には調整できる場所が5ヶ所あります。全てを調整するとAPS-3がぐっと自分好みのものになると思います。

マルゼンAPS-3には調整用の六角レンチが4本ついています。

この六角レンチを使って調整していきます。

1 グリップレスト

グリップを握ったときに手の下にあたるパームレストとも呼ばれるパーツ。毎回同じようにグリップを握れるように「ちょうどいい」ところをみつけて調整する。キツすぎるとトリガーを引く人差し指の動きを邪魔するし、ゆるすぎると、グリップが手の中でぐらぐらするので「ちょうどいい」ところを見つけるのが難しい。

調整方法
1 APS-3に付属している3mmの六角レンチを用意
2 パームレストの右側にある2ヶ所の調整スクリューをゆるめる
3 ちょうどいいところで調整スクリューを締める

わたしはパームレストを限界まであげても隙間ができるので、コルクボードとゴム板で上げ底をしています。そして手のむくみが日によって大きく違うので、違和感を感じたら調整するようにしています。

2 トリガー

トリガーはストロークとポジションの2ヶ所調整できます。最高に丁寧にトリガーが引けるように調整します。

ストローク調整

APS-3のトリガーは2ステージ方式。1ステージ目は抵抗なく引ける、いわゆる「遊び」の部分。2ステージはシアーを動かす部分で重さを感じます。

このストローク調整をするとトリガーの引き味がガラリと変わります。

調整方法

・APS-3に付属している2mmの六角レンチを用意
・トリガーの前の方にある調整スクリューを右に締める
・移動距離が短くなるので好きなところまで締める

わたしは突き当たるまで締めています。遊びの部分がとても少ないです。

ポジション調整

グリップを握ってトリガーに指をかけた時に「ちょうどいい」場所にトリガーの位置を移動させる。

調整方法

・APS-3に付属している2.5mmの六角レンチを用意
・トリガーの左側にある調整スクリューをゆるめる
・トリガーを前後に移動させて好きなところで調整スクリューをしめる

「ちょうどいい」のがどこか見極めるのが本当に難しい。

chakaさんいわく「ストロークとポジションは2つセットで調整するところ」とのことでした。

3 フロントサイト

APS-3には幅が4.5mmと4.8mmの2種類のフロントサイトが付属しています。フロントサイトとリアサイトの隙間が広いか狭いか、好みによって付けかえます。

調整方法

・APS-3に付属している0.89mmの六角レンチを用意
・フロントサイトの手前にある小さな調整スクリューをゆるめる
・フロントサイトを前へスライドして外す
・好みのフロントサイトをスライドしてはめる
・調整スクリューを締める

この時に注意しないとだめなのは

・スクリューがとても小さいので無くさないこと
・ネジ山が痛むのでスクリューの締めすぎないこと

わたしはなんとなく4.8mmの方が好きで、そちらを使っています。

4 リアサイト

BB弾を発射して、狙い通りに着弾しない場合はリアサイトを調整します。とはいえ、狙い通りに着弾しない要因がありすぎて、はたしてリアサイトを調整することで解決するのか……わたしにはわかりません。

調整方法

・狙点よりの方に着弾する場合
エレベーションダイヤル(APS-3を上から見て前にある)をに回す

・狙点よりの方に着弾する場合
エレベーションダイヤル(APS-3を上から見て前にある)をに回す

・狙点よりの方に着弾する場合
ウィンデージダイヤル(APS-3を上から見て後ろにある)をに回す

・狙点よりの方に着弾する場合
ウィンデージダイヤル(APS-3を上から見て後ろにある)をに回す

銃を固定して撃って、狙った所に着弾するように調整するそうですが……くどいようですが、わたしはトリガーをまっすぐ引けているのか?という疑問が残るので、chakaさんにお願いしています。

APS-3って自分でいじれないとだめ?

APSカップという競技は老若男女が(条例遵守で)楽しめるスポーツ。エアガンマニアでなくても、自分で全てのメンテナンスできなくても楽しめるはず。

自動車が故障した時は自分で直さずにディーラーに持って行く、それと同じようにAPS−3のことをわかっている人にメンテナンスをお任せするというのもアリだと思います。できればそういったことをお願いできる人がいるお店がいろんなところにできたらいいなーと思います。

わたしと同じようにエアガンをいじることができないけどAPS競技を楽しむという人が増えてもいいと思います。

1人でAPS競技を始めたけれど、そういったことをお願いできる人を知らないという方はお近くのAPS銃を扱うお店で聞いてみたり、練習会に参加されるといいのではないかと思います。

大阪近郊にお住いの方はぜひ御堂筋シューティングクラブの練習会にお越しくださいませ。

できなかったことができるようになる喜び……射撃技術を磨くのってとても楽しいと思います!

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