御堂筋シューティングクラブAPSクラブマッチで「試合のときのあの感覚」でふるえながらも1位になれた日のこと

APS

APSクラブマッチ、本当にいい経験ができました。2020年8月16日に大阪市西区民センターで開催された御堂筋シューティングクラブのAPSクラブマッチのこと。

クラブマッチ2日前

射撃仲間のS氏よりブルズアイの的の画像が送られてきた。

「KちゃんにはじめてAPS撃ってもらいました。ヤバくないですか?」と

ヤバい……

K氏が射撃が上手なのは知っていたけれど、なんだこの集弾は……

「ヤバいね。つまりこういうことやもんね」と雑な加工の画像を送る。

ほぼ同時に送られてきたのがこれ。

ヤバい……人生2回目のAPSでのブルズアイが90-6Xとか。ヤバい以外の言葉が見当たらない。

そしてなんというか猛烈な焦りのようなものに襲われる金曜日の深夜2時。

その焦りは翌朝さらに強くなる。

K氏がAPSのクラブマッチに参加すると……

ヤバい。
負けるかもしれん。

そういう焦りが襲ってきた。

エリオペやIDPAで勝てないのは圧倒的な実力と経験の差があるし、まあじっくりいこうと思っているのですが、APSは私の方が圧倒的に実力と経験があるはず。

相手がどうとか気にせず、自分の射撃をいつもどおりやることが大切。そう自分に言い聞かせるけれど……若さなのか、筋力なのか、これが才能というやつか……ちょっと内臓が口からでてきそう。

金曜日と土曜日をなんともふわふわした気持ちで過ごす。

クラブマッチ

やってきましたAPSクラブマッチ当日。

この日は5人エントリー。

わたしがマッチを仕切る。クラブマッチでは撃った人が次の人のジャッジをすることになっているので、わたしが1番に撃つことにした。

プレート競技

今回はプレートスタート。

みんな見てるんですね。少し早めに来られた射撃教室に参加される方も見てるんですね。

そんな中、1人でプレートを撃つ。

コロナの関係で試合が中止になり、1年以上APSの試合に出ていません。

覚えていますか、射座に立ったあの時の感じを。

わたしはこの日思い出しました。

きた……

でも、いつもどおりやればいい。プレートは倒れる。大丈夫。

プレート13枚。52点。

上出来ではありませんか。

しかし、K氏は12枚。

ちょっと待ってよ。初めてのプレートが12枚とかなんなの。ヤバい……とは思ったものの、プレートを撃つ前までの焦りはなかった。

少し自分が少し強くなったことも知りました。

シルエット競技

つぎはシルエット。

落ち着いて、ターゲットと目と銃の位置関係に注意して丁寧にトリガーに力を加える。グリップもきちんと握る。

36点。

上出来ではありませんか。

ここで思い出した。K氏に狙点の話をせねば、と。シルエットは本来データをとらねばならないけれど、だいたいこの辺を狙うといいで、と先輩面で説明をする。あとは立射の姿勢も。

K氏はわたしが育てたと言っていこうと思う。

ブルズアイ競技

最後の競技はブルズアイ。

今までで1番練習している競技。落ち着いていこう!と思ったらお隣で行われている射撃教室の音にびっくりして5点に。

そして、わたしここでマッチ出てていいんかな、教室のアシスタントした方がよかったかな……とか考えてしまう。

あかん。集中せなあかん!

深呼吸。

いつもどおりやる。撃ったら10点になる。大丈夫。

残りはまあまあの出来。

トータル181-3Xは上出来ではありませんか。

銀の大先生シールは「マスターバッジ」と同じ点数でもらえます。

クラブマッチ1位というのも嬉しい。

その後の練習で3競技通して撃ったら190点を超えることができ、師匠であるチャカさんを超えることもできました。

練習での1周で190点以上、クラブマッチで180点以上というのをひとつの目標にしていたのでとても嬉しかった。

しかもなんとなくのクラブマッチではなく、よくわからない負い詰められた感じのクラブマッチで180点以上とれたのは本当に嬉しかった。

試合でも練習でも同じように射撃できればいいのですが、やっぱりちょっと違いませんか。
試合でのあの感じの中射撃したい方は御堂筋シューティングクラブのクラブマッチでお会いしましょう。

なお、K氏から「次は負けませんよ!」というメッセージがきたので、「いつもどおり」のレベルをあげていきたいと思います。

最後に。Sくん、Kちゃん、とてもいい緊張をありがとう!

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