第29回APSカップ本大会に参加した時のこと

APS

この記事を書くにあたって、2018年の第28回APSカップ本大会に参加した私は何を感じていたのか……と過去の記事を読み返してみました。

なんだこれは。何をしに行ったのか。ほぼポロシャツの写真じゃないか!っていうかタイトルに「ポロコレクション」って書いてるし。

まあ、あれはあれでいいんですけど。

そして今回の本大会、写真がない!帰りの夜行バスに乗る前に撮影した夜空に輝くサロンパスぐらい。そんなわたしの2回目の本大会についてです。

リザルト


書きたくもないけどJASGの競技結果に掲載されているし隠したって仕方ない。

ブルズが64-2x
プレートが8枚の32点
シルエットが11点

トータル107の2x

公式の過去最低点でした。
いやーひどい。

ブルズアイ、なんか変なことしたつもりもなく。
ブルズアイ競技終了後この結果を見て愕然としました。
撃つところをみてくれていたchakaさんが「見ていておかしなところはなかった」と。

がく引きしちゃったなぁとか、身体がゆれて腕が持っていかれちゃったなぁとか、そいう感覚がなくこの点数だったことに正直戸惑いました。つまり、そういうことが感じられないほどの状態だったんですね。

プレートが8枚っていうのはまぁまぁだと思います。
他の選手にトラブルがあったようでちょっと待ち時間が長かったのですが、まあ集中力を切らさずにいけたかな。

シルエットは、よーわからんかった。というのが感想。プローンの時に他の選手のBB弾でわたしのシルエットターゲットが落ちるというトラブルがありました。まあそんなことがあるんだなぁという経験値が増えました。

射撃はメンタルのスポーツ


あの日の自分に言葉をかけるならどうしよう……『嫌われる勇気』ってやつ読んでみたら?かな、と思ったけれど 「流行った本」ぐらいの認識で、どんな内容かわからないからAmazonに見にいった 。

嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え
本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。

ふむ。わかるようでわからない。
それより気になったのが、よく一緒に買われている本として案内されていた本。
おもしろそうだ。

反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」
◎ブッダは実は、「超クール」―“独立派”出家僧が教えるあなたの悩みを解決する「原始仏教」入門! 誰かの言葉にすぐ反応。SNS、ツイッター、ネット記事に常に反応……毎日、ムダな「反応」をしていませんか?すべての「苦しみ」は、自分が「反応する」ことから始まっています。それを理解することが、悩みを解決する第一歩です。その事実と、具体的な方法論を教えてくれるのは、2500年前の悟った人、ブッダ(原始仏教)。本書では、原始仏典を紐解きながら、現代人の人生に活かせる合理的な考え方を紹介します。何歳からでも始められる―「感情を、上げもせず、下げもしない」ブッダの方法。

これだーーー!

と思ったけど、まず読めというのはラニー・バッシャムの「メンタル・マネジメント」

メンタル・マネージメント―勝つことの秘訣

これは持っているのでもう一度きちんと読んで実践せねば。

でも、今のわたしには「反応しない練習」も必要なのではないかと。
いろんなこと気にしすぎ、反応しすぎなんですよね。

試合の当日、待機席に座った時からいや、会場に到着したときから感じたことは自分の中で吐き出しました。何がどうだった?と。

思い切って射撃仲間にも話してみた。

すぐにどうこうできることではないと思うけれど、少しずつ「気にしない自分」になっていきたいと思います。

APSカップ本大会で印象的だったこと


自分の出番が終わったら後は射撃を見学。しょんぼりした中での見学だったけど、とても印象的な出来事がありました。

仲良しのヤマモト選手がグランドチャンピオンになられたこと。

この大会の前に「グランドチャンピオン獲るからねー」と予告されていたので、いやーすごいなぁと思うばかりです。

そしてカトウ選手がAPSカップ本大会198-8xで優勝されたこと。

本当にかっこよかった。

お写真撮り忘れたのですが、フリーのウチヤマ選手の初出場初優勝というすごいこともありました。お話伺ったら「緊張しない」と。なんとうらやましい。

いつかわたしもあの方たちのように強くなりたいものです。

御堂筋シューティングクラブの事務担当として


私はイチ射手ですが、御堂筋シューティングクラブの事務担当としての顔があります。

クラブからAPS本大会の賞品としてターゲットを提供いたしました。
本大会に出発する前夜、ひげのおじさんのスタンプをポンポンと押す仕事をしました。

御堂筋シューティングクラブ、ご存知ない方の方が多いと思います。 しょーもないことだとは思うのですが、クラブの事務担当をしていて「知ってほしい」という承認欲求の化け物を自分の中に飼ってしまいました。

協会の方が協賛としてクラブの名前をアナウンスしてくださったこと、ヤマモト選手がグランドチャンピオンとしてあいさつでクラブの紹介をしてくださったことで少しは存在を知ってもらえたかな、と。

協会の関さんが「ヤマモトさんの挨拶、熱かったですよね。ものすごいエールだと思いました」とちょっと目を潤ませてらっしゃったのを見て、わたしもうるっときてしまいました。

餌をたくさんもらったので、承認欲求ちゃんにはこのまま静かにしてもらいたいと思います。

次はスコアを!と思うのですがそういう気負いはよくないだろうと思うので自分のペースでAPSを楽しんで行きたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました